高校を卒業後、一般企業で事務職をしていましたが、人の役に立つ仕事がしたいと思い、当ホームの事務職として勤務していた母に勧められ、入職を決めました。
介護の仕事は初めてでしたが、中学校の職場体験で特養に行ったことがあり、以前から介護の仕事には興味を持っていました。もともと年上の方と話をすることが好きだったのですが、実際に業務に慣れるに従って、介護の仕事は自分に合っていると感じました。
最初は、利用者様の名前、食事の嗜好、趣味など覚えることが多く大変でしたが、お話を聞くうちにお人柄やニーズもわかるようになり、身体介助も初めてでしたが抵抗はありませんでした。入職後3ヶ月くらいは、先輩について教えてもらい、ひとり立ちできるまでサポートをしていただきました。

仕事をする上では、利用者様の気持ちに寄り添い、変化に気づくことを大事にしています。具合が悪いときは、行動、表情、動作に表れます。それをキャッチして対応することが重要です。また、利用者様の目線に合せることも大事にしています。何をしたいのかを伺って、それを支援する。その時、手を出し過ぎないことも重要です。利用者様の意欲、やりたいことを支援するスタンスを大事にしています。
職員同士も、些細なことでも気づいたことを相談し、やってみること、それを大事にしています。先日も病院から退院されてきた利用者様の状態に合わせた車イスに変更することを皆で相談し、変更してケアをするうちに起床できるようになったケースもありました。

＜プロフィール＞
中学生のときに、特養での職場体験を通じて、介護の仕事に興味を持つ。高校卒業後は一般企業で事務職として勤務するが、その後、人の役に立つ仕事がしたいと思い、当法人へ。